韓国の銀行では、地域の特性を反映して窓口の営業時間を調整し、午後4時以降も営業する銀行が増えています。
このうち、韓国大手の銀行の一つ、ウリ銀行は、午前中の訪問客がほとんどないオフィス街の支店で、仕事を終えたサラリーマンが直接窓口を訪れて銀行との取引ができるように、8日から営業時間を午前9時から午後7時までに延長しました。
また、国民銀行は去年から一部の支店で窓口の営業時間を延長していますが、オフィス街だけでなく、住宅街の支店でも営業時間を調整して、正午から午後7時までとしています。
住宅街の支店の場合、共働きの夫婦が仕事を終えて帰宅してからでも銀行での用事を済ませることができることから、好評だということです。
ウリ銀行と国民銀行は、顧客の反応がよければ営業時間を延長する支店を増やすことも検討するとしているほか、新韓銀行などの銀行も支店によって営業時間を調整したいとしていて、銀行の営業時間は今後、より柔軟に変わっていくものとみられます。