アメリカが主導するTPP=環太平洋経済連携協定への参加について、韓国政府は5日、慎重に判断して決めるとの意向を示しました。
これは、玄旿錫(ヒョン・オソク)企画財政部長官が5日、ソウルで開かれた在韓アメリカ商工会議所との懇談会で明らかにしたものです。
このなかで、玄旿錫長官は、「交渉の動向、国内経済への影響、韓中FTA=自由貿易協定と韓日中FTA、RCEP=東アジア包括的経済連携協定の動向などを総合的に検討し、TPPに参加するかどうかや参加時期などを慎重に決めたい」と述べました。
また、玄旿錫長官は、政府の新しい通商政策について触れ、「韓国は、世界経済のおよそ60%に相当する地域とFTAによってネットワークを築いている。今後、東アジア統合市場と環太平洋統合市場をつなぐパイプの役割を果たしていく」と強調しました。
さらに、玄旿錫長官は、下半期の経済政策について、補正予算を7-9月期に集中的に執行するとともに、為替の安定に向けて努力し、7月には規制緩和を中心とした投資活性化対策を打ち出す考えを示しました。