中国を国賓として訪問している朴槿恵(パク・クネ)大統領は、29日、北京にある大学で一部中国語を使って講演し、韓半島の平和と安定づくりに向けたビジョンを示しました。
朴槿恵大統領は29日午前、北京にある青華大学で、中国の大学生らおよそ400人あまりを対象に30分間にわたって講演しました。
この中で、朴大統領は、まず北東アジアの真の平和と発展についてふれ、「韓半島の平和が何より重要だ。そのためには、北韓の核問題を解決し、北韓が国際社会の責任ある一員になることだ。北韓は核保有を容認しない国際社会の声に耳を傾けなければならない。北韓問題による地政学的リスクがなくなれば、北東アジアは世界経済を牽引する成長エンジンになることは間違いない」と述べました。
また韓中関係について、朴大統領は、「習近平国家主席との深い信頼をもとに、より発展的に対話し協力していきたい」と強調しました。
朴大統領はこの日の演説で、最初と最後のそれぞれ4分ずつ、中国語を使って話し、中国の古典を引用しながら両国の若者に人文・文化交流で新しい未来を切り開いていくよう呼びかけました。
朴槿恵大統領は講演を終えたあと、中国の古都、西安市を訪れ、韓国企業の工場などを視察し、30日午後、帰国の途につきます。