兵役逃れの疑惑が持たれていたイングランド・プレミアリーグ・アーセナルの朴主永(パク・チュヨン)選手(27)が、20日、韓国中部の陸軍論山訓練場に入隊し、4週間の基礎軍事訓練に入りました。
朴主永選手のエージェントによりますと、朴主永選手は、論山訓練場で4週間の基礎軍事訓練を受けた後、来年まで契約期間が残っているアーセナルに復帰する予定だということです。
朴主永選手は、去年、ロンドンオリンピックに韓国代表として出場し銅メダルを獲得したことから、兵役義務が免除され、4週間の基礎軍事訓練のあとは、34か月間、サッカー選手や指導者としての生活を送ることができます。
朴主永選手は、ASモナコからアーセナルに移籍した2011年9月に、モナコの市民権を取得し、37歳になる10年後の2022年まで入隊を先送りにしていました。
韓国では35歳までに軍隊へ入隊する義務があり、36歳以降は免除されるケースもあることから、兵役逃れを目論んだものだとして非難の声が挙がっていました。