首席代表の「格」をめぐって折り合いがつかず、土壇場で中止になった南北当局会談について、朴在圭(パク・ジェギュ)元統一部長官は、 「今月末に開かれる韓中首脳会談前後に、双方が一歩ずつ譲歩すれば、会談は実現するだろう」との見通しを示しました。
これは、朴在圭元統一部長官が、韓半島フォーラムに出席するため訪れたワシントンで現地時間の13日、韓国の記者に語ったものです。
このなかで、朴在圭元統一部長官は、「南北当局会談は霧散したというより、少し延期されたとみるべきだ。韓中首脳会談を前後して、双方が一歩ずつ譲歩すれば、閣僚級であれ、北が主張する上級であれ、会談は実現するだろう」との見方を示しました。
その根拠について、朴在圭元統一部長官は、 「北韓が議題として提示した、開城工業団地の正常化、金剛山観光の再開、離散家族再会事業は、いずれも韓国側が解決を望んでいる課題であり、中でも、開城工業団地と金剛山観光については、北韓の方がより積極的だ」と指摘しています。
また、「韓中首脳会談に合わせて、南北対話を進めれば、オバマ大統領に即時対話の再開を求めた習近平国家主席の面子を立てるとともに、北韓が進める『核と経済成長の並行路線』の名分にも符合する」としています。
朴在圭元統一部長官は、金大中政権で統一部長官を歴任し、一回目の2000年の南北首脳会談の推進委員長を務めていました。