韓日関係の悪化に加えて、円安や北韓リスクなどの影響を受けて、4月に韓国を訪れた日本人観光客の数が2年2か月ぶりの低水準となりました。
韓国観光公社のまとめによりますと、4月に韓国を訪れた日本人観光客は20万2000人で、去年4月に比べて3分の2に減ったほか、月あたりではおととし2月以来2年2か月ぶりの低い水準となりました。
日本人観光客は、2011年1月に19万6000人で2010年以降最も少なくなりましたが、2012年3月には36万人まで大幅に増え、その後も30万人台が続いていました。
しかし、韓日関係の悪化などで去年9月に減少に転じて20万人台に減り、さらに円安や北韓の核問題が加わって、8か月連続して減少傾向が続いています。
日本人観光客の減少に伴って、韓日を結ぶ航空路線の便数も減らされているということです。