13日の韓国株式市場の総合株価指数は、12日にニューヨーク市場が急落するなど、世界的な株価下落の流れを受けて、幅広い銘柄で売られ、およそ2か月ぶりに1890を下回りました。
この日の株式市場は、前日に比べて4.81ポイント下落した1905.10で取引が始まり、外国人投資家による売りが広がって値下げ幅が拡大し、結局、前日に比べて27.18ポイント、1.42%下がって1882.73で取引を終え、今年に入っての最安値となりました。
韓国市場では、外国人投資家が5日連続で売り越していて、個人投資家と機関投資家が買いに回りましたが、総合株価指数は3日連続の下落となっています。
アメリカFRB=連邦準備制度理事会が19日、金融政策を決める会議と議長の記者会見を予定していて、投資家の間で量的緩和政策の規模の縮小を示唆する発言が議長から出る可能性があるとの警戒感が根強く、リスク回避のための株売りを誘ったものとみられます。
12日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は2日連続で100ドルを超える大幅な下落となっていて、13日は韓国のほか、日本、中国、香港、フィリピンなどのアジア株も急落し、世界的な株安の連鎖が続いています。