歴史認識をめぐる問題などで関係がぎくしゃくし、見送られている韓日外相会談が、今月30日からブルネイで開催されるASEAN=東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)の期間中に行われる可能性も出ています。
これは、複数の政府消息筋が10日、伝えたものです。
それによりますと、韓日関係がさらに悪化せずに、日本からの提案があれば、ASEAN地域フォーラムの期間中に韓日外相会談を行うことを前向きに検討するムードが韓国外交当局に出ているということです。
しかしこの会談が、声明を発表する正式な会談になるか、あいさつを交わす程度の短い会談になるかは、わからないとしています。
今回のASEAN地域フォーラムの期間中には、ASEAN諸国と韓国、日本、中国のそれぞれの外相会議などが予定され、韓国からは尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が、日本からは岸田文雄外相が出席することになっています。
これについて政府当局者は、「韓国と日本の外相が会うこと自体が重要なのではなく、その場で何を話し合うかが重要だ」と強調しています。
韓国と日本との間では、日本の一部の政治家による靖国神社の参拝や旧日本軍慰安婦についての発言など歴史認識をめぐる問題で関係がぎくしゃくし、ことし4月から首脳会談をはじめ、外相会談、防衛相会談が見送られています。