韓国と中国の軍首脳による軍事会談が4日、北京で行われ、韓半島の非核化や平和と安定に向けて、軍事分野での協力を拡大していくことで合意しました。
今回の会談は、韓国軍の鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長らが韓国軍首脳としては6年ぶりに中国を訪問して行なわれ、中国人民解放軍の房峰輝(ほう・ほうき)総参謀長らと意見を交わしました。
会談では、軍首脳による電話会談を定期的に行うこととし、ホットラインを設置することにしたほか、それぞれが単独に実施してきた対テロ訓練に相互の参加を認める方向で協議を進め、2001年以降中断している将官級の戦略協議を定例化することやソマリア沖などでの海賊に対応した国連平和維持活動で協力することなどでも合意しました。
また、鄭承兆合同参謀本部議長は、北韓が韓国政府の提案している対話に応じず、ミサイルを発射するなどして韓半島の危機を高めていると指摘したのに対し、房峰輝総参謀長は同意するとともに韓半島の非核化の重要性を強調したということです。
一方、今回の会談では、中国側は韓国代表団が軍専用機を使って中国を訪れることを受け入れていて、韓国代表団が青島の北海艦隊を訪問する際には専用機を提供するなど、配慮したということです。
韓国と中国の軍事面での接近に、北韓が反発する可能性もあるとの指摘も出ています。