韓国映画の去年の話題作2本が今月、日本で公開されます。
まず、1960年にアメリカで作られた犯罪アクション映画「オーシャンと11人の仲間」の韓国版として、去年制作され大ヒットした映画「泥棒たち」が、今月22日、日本全国で公開されます。
邦題は「10人の泥棒たち」で、韓国映画としては珍しく、吹き替えで公開される予定です。
「泥棒たち」は、10人の泥棒たちが香港のカジノに隠されている世界にたったひとつのダイヤモンド「太陽の涙」を盗むというストーリーを描いた犯罪アクション映画です。
一方、韓国映画としては初めて去年ベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した、キム・キドク監督の映画「ピエタ」が、邦題「嘆きのピエタ」で、15日東京渋谷文化村ルシネマを手始めに全国で順次公開されます。
「ピエタ」は、消費者金融の取立て屋が、ある日、自分の母親だと名乗る女性と出会い、人生が狂い始めるというストーリーです。