大統領任期中に不正に蓄財した罪で1996年に実刑判決を受けた盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の追徴金未払い分の230億ウォン、21億円に関連して、ソウル中央地方裁判所は23日、検察側の主張をほぼ認めて、盧元大統領の弟、載愚(ジェウ)氏が保有する株式を売却して充当するよう命じる判決を言い渡しました。
判決で売却を命じた株式は、載愚氏が盧元大統領からもらった秘密資金で設立した冷凍倉庫会社、オーロラCSの株式およそ34万株で、額面価額はおよそ16億ウォン、1億5000万円となっています。
判決が確定すれば、検察では、載愚氏の株を売却したうえで、盧元大統領の追徴金未払い分の230億ウォンの一部として追徴することになります。
盧泰愚元大統領は1996年、前任者で軍の同期、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領とともに反逆罪と汚職で有罪判決を受け、2007年に追徴金2600億ウォン、240億円の判決が確定していましたが、230億ウォンあまりを今も支払っていません。一方、検察当局は、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の未払いとなっている追徴金1670億ウォン、160億円を追徴するため、今年10月に迫った時効を前に、特別チームを立ち上げて、隠匿財産の捜査を始めています。