韓国の正規職と非正規職労働者の間の賃金格差が110万ウォン、およそ10万円と、過去最大になっていることがわかりました。
統計庁のまとめによりますと、今年1月から3月までの3か月間、正規職労働者の月平均賃金は253万ウォンあまり、およそ23万円、パートタイム労働者を除いた非正規労働者は141万ウォンあまり、およそ13万円となっています。
これにより、正規職と非正規職との賃金格差は112万ウォン、10万円で、去年の同じ期間の102万ウォンに比べて10%拡大し、2004年に統計を取り始めて以来最も大きくなっています。
正規職労働者の月平均賃金が3%あまり増えたのに対し、非正規労働者は1.4%減ったことが格差を拡大させたものです。
また、全体の賃金労働者は1774万人あまりで、非正規労働者は573万人と去年に比べ8万人近く減っていますが、女性を中心にパートタイマーが176万人と3%あまり増えています。