韓国の三星電子は12日、超高画質の映画ファイルを1秒以内に送信できる第5世代移動通信システムのデータ送受信技術を開発したと発表しました。
三星電子が開発したのは、28ギガヘルツの超高周波帯域で毎秒1ギガビット以上のデータが送受信できる技術で、これまでの第4世代移動通信システムの技術に比べて、速度が数百倍速いということです。
これによって、超高画質の映画ファイルを1秒以内に送信できるほか、容量が大きい3D映画やゲームも送信できるということです。
超高周波帯域で毎秒1ギガビット以上のデータを送受信できる技術は世界で初めてだということです。
三星電子は、この技術を2020年までに商用化する計画で、第5世代移動通信と関連した技術の開発にさらに拍車をかけたいとしています。