大型の廃家電製品を捨てる際、これまでは粗大ごみとしてリサイクル料金を支払わなければなりませんでしたが、これからは無料の回収サービスが受けられるようになります。
環境部は、家電メーカーなどとの合意によって、テレビや冷蔵庫など大型廃家電製品を無料で回収するシステムを構築することにしたと、9日、発表しました。
この回収システムは、消費者が使わなくなった家電製品を廃棄する際、インターネットやコールセンターを通じて廃棄登録をすれば、収集、運搬要員が訪れて家電製品を無料で回収し、自治体の回収所でリサイクルする仕組みです。回収費用は家電メーカーが負担し、環境部と自治体は行政、制度的な支援を行います。
この回収システムが定着すれば、消費者は毎年120億ウォンに上るリサイクル料金を払わずにすみ、一部回収されずに違法に捨てられていた家電製品が減ることで、環境汚染の防止にも役立つものと期待されています。