韓国では、朴槿恵(パク・クネ)大統領が掲げる「創造経済」の柱の一つ、ベンチャー企業の活性化に、およそ26兆ウォン、2兆4000億円の金融支援を行うことになりました。
韓国政府は、起業の支援だけに焦点を当てていたこれまでの政策から脱皮し、起業から、回収、再挑戦というサイクルが根付くよう、ベンチャー企業への金融や税制支援などを盛り込んだベンチャー企業活性化策をとりまとめ、近く最終決定する予定です。
それによりますと、ベンチャー企業の活性化を図るため、8兆ウォン、保証支援に18兆ウォンなど合わせて26兆ウォン、2兆4000億円の支援を行うとしています。
これについて玄旿錫(ヒョン・オソク)経済副総理兼企画財政部長官は8日、ベンチャー企業との懇談会に出席し、「10年、20年先の韓国経済をリードするのは革新的な技術力を持つベンチャー企業だ。今はその種をまく時期です」と強調しました。