韓国では結婚するとき、男性が家を準備し、女性が家具や家電などを準備するのが一般的でしたが、最近では新居の費用をともに負担するカップルが増えています。
結婚相談所の「ディー・ノーブル・マッチングセンター」が6日、発表したところによりますと、結婚を控えている20代と30代の男女380人を対象にアンケート調査を行った結果、女性の半数以上の53.7%が「家の準備に必要な費用を一部負担する」と答えたということです。
これは去年の同じ期間より14.2ポイント増えています。
家の準備のために女性が負担する費用は、2000万ウォンから3000万ウォンが44.3%、1000万ウォンから2000万ウォンが33.6%、3000万ウォンから4000万ウォンが11.8%の順でした。
また「女性も新居の費用をともに負担しなければならない」と答えた男性は65.4%いて、去年より16.7ポイント増えました。
これについて「ディー・ノーブル・マッチングセンター」は、「家賃の上昇で新居の準備にかかる費用が増えたほか、男性の社会進出が遅れているのに対して、女性は高収入の専門職が増えるなど経済力が高まり、 このような現象が起きている」と説明しています。