韓国製の小さな菓子「チョコパイ」が、北韓住民の韓国に対する認識を変えているとイギリスの日刊紙「ガーディアン」が1日、伝えました。
ガーディアンの記事は、韓国の洋菓子の定番、チョコパイが、北韓では「伝説的な地位(legendary status)」となっていて、韓国に対する北韓住民の考え方を変えていると伝えています。
チョコパイはソフトケーキにマシュマロを挟んでチョコレートでコーティングした菓子製品で、開城(ケソン)工業団地で働く北韓の労働者には現金でのボーナスの支給が禁じられているため、韓国企業はこのチョコパイをボーナスとして支給していました。カップラーメンやインスタントコーヒーなども支給されていましたが、チョコパイが一番人気があり、持ち帰れば自由市場で3倍から4倍の高値で売れています。
これについて韓国の北韓専門家は、この小さなチョコパイは、北韓の住民にとって韓国の繁栄を象徴するものであり、これを味わうことによって、北韓政権が韓国は貧しく飢えに苦しんでいる国だと教えているのを本当だと思う人はいなくなっていると説明しています。ガーディアンは、このような北韓住民の韓国についての認識の変化は、結局、住民が内部に不満を抱き外部世界に目を向けはじめていることを意味するものであり、これは北韓指導者への警告にもなっていると伝えています。