生産年齢人口にうち中核をなす若年層はおよそ1980万人で、39%台まで下がって20年ぶりに最も低い水準となりました。
統計庁のまとめによりますと、15~64歳の生産年齢人口のうち、経済活動が最も旺盛な25~49歳の人口は1978万人で、全体の39%あまりとなっています。
生産年齢人口に占める25~49歳の占める割合は2006年にほぼ43%とピークに達したあとは年々減る傾向が続き、今年は1994年以降初めて40%台を割って、この20年で最も低い水準となりました。
25~49歳が占める割合が減ったことで、全体の生産性が低くなることが予想され、中長期的に成長潜在力が落ちることが憂慮されています。