韓国では去年、大学の授業料の引き下げを求める声が高まって授業料が大幅に引き下げられましたが、ことしの全国の4年制大学の年間授業料は平均で667万8000ウォンで、去年とほぼ同じであることがわかりました。
教育部と韓国大学教育協議会は、全国の4年制大学173校の年間授業料を調べた結果を25日、発表しました。
それによりますと、全国の4年制大学のことしの年間授業料は、平均で667万8000ウォンで、去年に比べて3万1000ウォン、0.46%引き下げられています。
地域別に見ますと、首都圏の大学の年間授業料は平均759万3000ウォン、首都圏以外の地域は621万9000ウォンでした。
大学別では、大田の乙支（ウルチ）大学の平均授業料が852万1000ウォンでもっとも高く、続いてソウルの延世（ヨンセ）大学が850万7000ウォン、京畿道高陽市の韓国航空大学が847万6200ウォン、ソウルの梨花（イファ）女子大学が840万5800ウォン、ソウルの秋渓（チュゲ）芸術大学が838万6900ウォンの順でした。
授業料がもっとも安い大学は、ソウル市の支援により去年授業料を一挙に半額に引き下げ、ことしも据え置いたソウル市立大学で、238万9000ウォンでした。