日本の大型連休が27日から始まりますが、ことしは韓国を訪れる日本人観光客が大幅に減るものとみられ、旅行会社や百貨店などは集客に悩んでいます。
韓国観光公社が18日、発表したところによりますと、ことしの大型連休の期間中に韓国を訪れると予想される日本人観光客は11万4000人で、去年に比べて10.9%減る見込みです。
実際に、去年10月以来、韓国を訪れた日本人観光客は、おととしに比べて平均30%も減っています。
これは独島(日本でいう竹島)問題が、去年8月15日の光復節のころから再浮上したのと、日本の円安に加えて、このところの北韓の度重なる挑発が重なったためとみられ、ソウルの主なホテルは、大型連休中の客室予約率が例年より20%から30%ほど下がっています。