ミサイルの発射に向けた動きを見せて威嚇を続ける北韓に対して、中国は、北韓と6か国協議の再開問題などを話し合うとして、特使を派遣することを検討していることがわかりました。
これは、北京の外交消息筋が15日、明らかにしたものです。
それによりますと、中国外務省は北韓に特使を派遣することを検討しているということで、遅くとも2週間以内に北韓との間で何らかの接触があるものとみられるとしています。
北韓のミサイル発射に向けた動きについては、アメリカのケリー国務長官が12日、ソウルで尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と会談し、「6か国協議であれ、2国間協議であれ、北韓と協議したい」と述べています。
また、ケリー国務長官は14日訪問先の北京で、北韓が非核化を決めれば、アメリカとしては北韓のミサイルを対象にした防衛システムを撤去できると述べたほか、日本の岸田文雄外相とも会談し、「アメリカは北韓に手を差し延べる準備ができている」と強調し、北韓との直接対話の可能性に触れたものと解釈されています。
こうしたケリー国務長官の一連の発言が、中国が北韓への特使派遣を検討している背景にあるものとみられています。