先月の韓国の貿易黒字は、化学工業製品や半導体などの輸出が増えたことなどから32億9000万ドルで14か月連続の黒字となりました。
関税庁が15日に公表した輸出入動向によりますと、3月の輸出額は474億4000万ドルで、前の月に比べて12.1%増加したのに対し、輸入は前の月に比べて9.5%増えて441億5000万ドルとなっています。
この結果、3月の貿易黒字は32億9000万ドルで、前の月に比べておよそ63%、去年に比べておよそ45%増え、14か月連続の貿易黒字を記録しました。
品目別にみますと、輸出では、化学工業製品、無線通信機器、半導体などが増えた一方、船舶、乗用車などが減り、輸入では、乗用車や衣類などの消費財がやや増え、石炭や鉄鋼などは大幅に減少しました。