定期預金の金利が年2%台に下がり、物価の上昇を差し引くと、実質金利がゼロに近づいていることが分かりました。
韓国銀行と全国銀行協会が14日発表したまとめによりますと、17の都市銀行の1年満期定期預金の平均金利は年2.78%でした。
これは1年前の3.7%に比べて1ポイント下がっています。
そして利子に対する所得税を差し引くと、実際に受け取る利子は年2.35%程度となり、韓国銀行が予想している今年の物価上昇率を考慮すると、実質金利はゼロに近いということです。
また満期が2年または3年の定期預金も、金利に大きな差がなく、預金する期間を延長しても預金者としては大きなメリットがないということです。