韓国の大韓航空は、チェコの国営チェコ航空の株式44%を取得し、第2位の株主になりました。
チェコ政府はチェコ航空の民営化を進めており、大韓航空への株式売却を決めたもので、10日にチェコのプラハで売買契約が締結されました。
大韓航空が外国の航空会社に出資するのはこれが初めてです。
売却額は6750コルナ、およそ3億3000万円とされています。
チェコ航空は1923年設立の古い歴史を持ち、40か国に就航しています。
大韓航空はすでにソウル-プラハ間に週3往復の共同運航を行っていますが、これを機にヨーロッパの主な都市をつなぐ共同路線を増やして、中欧と北欧へのアクセスを確保していく計画です。