現代自動車は、労使の対立で国内での生産量が減っていることから、海外での生産を増やすことを検討しているもようです。
現代自動車の関係者は、先月、国内での生産量がおよそ3万4000台減ったことから、海外生産を増やして減少分を補うなど、多様な方法を検討していると、9日、述べました。
現代自動車では、先月から「昼間連続2交代制」を導入して深夜勤務をなくしているうえ、週末勤務のあり方や手当をめぐって労使が対立して週末の操業ができない状態が5週間続き、3月の輸出台数は去年3月に比べて28%も減るなど、生産量が減っており、このままだと、今年の国内生産量が最大で20万台減少するとみられています。