中国の輸入市場で、ことしの1月と2月、韓国製品が最も多くのシェアを占めました。
大韓貿易投資振興公社の資料によりますと、今年1月と2月の中国の輸入市場での韓国製品のシェアは、9.24%でトップでした。
韓国についで台湾8.4%、日本7.9%の順でした。
このうち携帯電話が39.6%、自動車部品31.8%、半導体25.1%など、韓国の主力輸出製品のシェアが前の年に比べて大きく伸び、日本製品のシェアを上回りました。
韓国製品のシェアは、2005年の11.6%から去年は9.17%に徐々に下がりましたが、日本製品のシェアは15.2%から9.8%に大きく減っていて、今年は韓国製品のシェアが日本の製品のシェアを上回る見通しです。
日本製品のシェアが、円安が進んでいるにもかかわらず伸び悩んでいるのは、領土問題などで対日感情が悪化しているためだとみられています。