韓国の三星電子は5日、第1四半期の営業利益が53%増の8兆7000億ウォン、およそ7500億円になるとの見通しを明らかにしました。
それによりますと、三星電子の 今年第1四半期の売り上げ額は、52兆ウォン、およそ4兆5000億円で、前の年に比べて15%増え、営業利益は8兆7000億ウォン、およそ7500億円で、前の年に比べて53%増える見通しです。
今回の営業利益については、第一四半期が1年中で最も需要が少ないことやアメリカのアップル社との特許訴訟と関連して6000億ウォンあまりの引当金を反映していることを考慮すれば、比較的良い結果と評価されています。
三星電子のスマートフォンの販売台数は、第一四半期で6800万台から7000万台で、前の四半期の6300万台を上回っていますが、これは高級機種の競争が激しくなっている中で、新興市場で低価格モデルを投入していることも影響していると見られます。