去年における韓国の輸出入の規模は国民総所得を上回って、貿易依存度が3年連続で100%を超え、内需拡大による景気浮揚に力を入れるべきだとする声が上がっています。
韓国銀行などのまとめによりますと、去年における韓国のGNI=国民総所得に対する輸出入の割合は112.7%となっています。
国民総所得に対する輸出入の割合は、リーマンショックが起きた2008年に111%近くにまで急上昇し、2009年にはいったん98.8%にまで下がりましたが、2010年から再び増えだして、3年連続して100%を超えたかたちとなりました。
対外依存度が高まると、世界経済の減速によって大きな打撃を受けることになることから、内需拡大による景気浮揚策にさらに力を入れるべきだする声が上がっています。