10億ウォン、日本円にしておよそ8、500万円以上の金融資産を持つ人は韓国に15万6000人いて、このうちの70%は自分が金持ちだとは思っていないことがわかりました。
ハナ金融経営研究所は、ことし初め韓国に住む金融資産10億ウォン以上を持つ784人を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、10億ウォン以上の金融資産を持つ人は全国に15万6000人いて、人口に占める割合は0.3%、世帯に占める割合は1%であることがわかりました。
またこの人たちの所得は、1か月平均で3911万ウォン、およそ333万円で、支出は月平均1014万ウォン、およそ86万円でした。
そして「自分は金持ちではないと思う」と答えた人が70%もいて、金持ちと呼ばれるには平均で114億ウォンの資産を持っていなければならないと答えていました。
韓国経済は景気低迷状態にありますが、去年の韓国の金持ちの数はおととしに比べて11%も増えています。