デパートなどの流通業者が提供する景品の上限額が、これまでの500万ウォンの4倍に当たる2000万ウォン、およそ14万5000円にまで引き上げられことになりました。
韓国の公正取引委員会は6日、企業の創意あるマーケティングを促し、消費者に多様な選択の機会を与えようと、デパートなどの流通業者が顧客に抽選で贈呈する景品の限度額を改定することを明らかにしました。それによりますと、景品の上限額について、これまでの500万ウォンから2000万ウォン、およそ14万5000円に引き上げるととに、景品総額が3000万ウォン以下の場合は、対象となる商品の売り上げにかかわらず景品を贈呈できるとしています。
これまで韓国で、販売者側が景品費用を販売価格に上乗せする恐れがあるほか、国民の射幸心をあおる可能性があるとして、景品の上限については2005年以降、500万ウォンに制限してきました。