韓国で販売された液晶テレビの平均サイズは37インチ余りで、世界で最も大きくなっていて、テレビの世界市場は韓国のテレビメーカーのリードで今後大型化することが予想されています。
韓国の市場調査会社が5日まとめたところによりますと、ことし4月から6月までに販売されたテレビの平均サイズは、韓国が37.3インチと最も大きく、アメリカとヨーロッパが36インチ、日本が35.3インチ、中国が35.1インチの順となっています。
去年の第1四半期に販売されたテレビのサイズは韓国とヨーロッパで35インチ余りで、徐々に大きくなっていることがうかがえます。
大型液晶パネルテレビでは、韓国のLG電子がことし8月に世界でもっとも大きい84インチの超高解像度（UD）テレビを発売したほか、世界トップのテレビメーカー、三星電子も来年初めに85インチの超高解像度テレビを発売する予定です。
これに対して、日本のソニーもことし8月に84インチの超高解像度テレビを発売していて、テレビの世界市場は今後、三星、LGがリードしながら大型テレビでしのぎを削ることになりそうです。