ソウル市が1日発表した来年度予算案によりますと、今年度より総額で8%増やし、このうち、福祉関連予算は乳幼児の保育支援や低所得層の医療費などを中心に6兆1290億ウォン、およそ4400億円と18%の大幅な増加となっています。
それによりますと、ソウル市の来年度予算案の総額は23兆5490億ウォン、およそ1兆6500億円となっていて、今年度より8%増えています。
これを項目別にみてみますと、まず福祉関連では、 公共賃貸住宅の供給、乳幼児の保育支援、低所得層の医療費支援などを中心に増額して、6兆1292億ウォン、およそ4400億円と今年度より18%も増え、全体の29%を占める大幅な増加となっています。
また、安全な都市づくりや雇用創出のための予算も大きくほぼ10%程度の伸びとなっています。
ソウル市では来年度予算案について、財政の健全性を維持することを重視したとして、執行にあたってはできる限り無駄をなくしていきたいとしています。