ロンドンオリンピック、サッカー男子3位決定戦の終了後に、独島(トクト、日本でいう竹島)の領有権を主張するメッセージを掲げた問題で、銅メダルの授与が保留されている韓国のパク・ジョンウ選手に対しも、IOC=国際オリンピック委員会から30日、ほかの代表選手とともにメダルの証明書が送付されました。
これは、大韓サッカー協会が31日明らかにしたもので、ロンドンオリンピック組織委員会が発行した韓国サッカー代表チームの選手たちに宛てた銅メダル証明書が30日に大韓体育会に届き、そのなかに、パク・ジョンウ選手の証明書も含まれていたということです。
このメダル証明書には、パク・ジョンウ選手の名前とともに、サッカー男子銅メダリストという言葉と、IOCのジャック・ロゲ会長の署名があるということです。
大韓体育会の関係者は、「証明書の発行はメダリストに対するIOCの通常の行政手続きで、今回の証明書の発行と懲戒の有無は切り離して考えなければならない」と慎重な姿勢を示しています。