12月の大統領選挙に立候補を表明している最大野党・民主統合党の文在寅(ム・ジェイン)氏と無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏は、国民の参政権を保障するためにも、午後6時までとなっている現在の大統領選挙の投票時間を延長すべきだと主張し、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏との間で対立しています。
韓国では、大統領選挙の投票日は選挙法に基づいて臨時公休日となり、投票時間は午前6時から午後6時までとなっていますが、中小企業などでは投票日も休みにならず、午後6時まで仕事をするケースが多いことから、投票に参加できないとの声が高まっています。
このため、民主統合党の文在寅氏は、今月3日に投票時間延長特別本部を発足させ、「仕事のために投票できない数百万人の有権者が投票に参加できるよう投票時間を午後9時まで延長すべきだ」と訴えています。
また無所属の安哲秀氏も28日、「投票時間の延長は有権者への最小限の配慮だ」として、投票時間を午後8時まで延長するよう求める運動をスタートさせました。
これに対して与党セヌリ党の朴槿恵氏の陣営では、「投票日を目前にして不純な意図が隠されている」として反対する姿勢を示し、投票時間の延長をめぐる与野党間の攻防は当面続くものとみられています。