韓国国内で生産された自動車の輸出台数はアメリカが最も多く、次いでロシア、サウジアラビアの順となっています
韓国自動車産業協会がまとめたところによりますと、ことし１月から9月までの9か月間に韓国で生産され、輸出された自動車の台数は、アメリカが最も多い50万9330台、ロシアが15万4782台、サウジアラビアが13万4381台でした。
アメリカには現代自動車と起亜（キア）自動車の現地生産工場があり、年間30万台の自動車を生産していますが、現代自動車のアクセント（Accent）や ヴェロスター（Veloster）、起亜自動車のソウル（Soul）など、韓国国内で生産している自動車の輸出も増えているということです。
また、自動車の輸出額でも、アメリカは全体の24%余りの77億2600万ドルで、トップとなっています。
一方、ロシアへの輸出は10年前の同じ時期でわずか4600台余りでしたが、 現代、起亜、韓国GM、双龍（サンヨン）などの韓国の各メーカーが輸出を伸ばして10年前のほぼ35倍に増えて2位となっています。
一方、サウジアラビアには、韓国の自動車メーカーの工場はありませんが、オイルマネーによる購買力などに支えられ、輸出台数が10年前のほぼ7倍になっています。