非正規労働者は減少しているものの、そのうちのパートタイマーは急増していることがわかりました。
統計庁のまとめによりますと、ことし8月の時点で、賃金労働者は1773万4000人で、このうち非正規労働者は591万1000人と、全体のおよそ3分の1を占めています。
賃金労働者の総数は、1年前に比べて1.3%増えていて、このうちの非正規労働者は1年前に比べて1.4%減りました。
しかしパートタイマーは1年前に比べて7.3%も急増し、全体の賃金労働者の10人の1人、非正規労働者の10人に3人がパートタイマーであることになります。
なかでも女性の非正規労働者に占めるパートタイマーの割合は、1年前の39%から、ことしは42%に増えています。