経済
新日鉄住金とポスコの技術流出訴訟 審理開始
Write: 2012-10-25 14:56:49 / Update: 2012-10-25 14:57:06
日本の鉄鋼大手の新日本製鉄、現在の新日鉄住金が、韓国の鉄鋼会社、ポスコが技術を不正に取得したとして損害賠償などを求めて起こした裁判の審理が25日、東京地方裁判所で始まりました。
この裁判は、新日本製鉄が今年4月、変圧器などに用いられる方向性電磁鋼板の製造技術について、自社の元社員から不正に取得したとして、ポスコを相手取って986億円の損害賠償と鋼板の製造・販売差し止めを求めているものです。
これに対し、ポスコ側は技術を不正に取得した事実は全くないとして、全面的に争う姿勢をみせています。
25日の審理では、両社の基本的な主張を確認し合い、次の審理の日程を決めただけで終わりました。
電磁鋼板の世界市場でのシェアは、新日鉄住金がおよそ30%、ポスコがおよそ20%となっています。
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