クレジットカードを新しく作るための審査が厳しくなり、1か月間の収入のうち、実際に使える金額が50万ウォンを下回る人は、クレジットカードの新規入会が難しくなる見通しです。
金融委員会と金融監督院は、クレジットカードの新規入会について、借金を長期間返済できなかったことがなく、一定の信用度を保ってきた20歳以上の成人であれば、所得水準に関係なくクレジットカードを作ることができた、これまでの審査基準を変えて、1か月間の収入のうち、借金の返済を除いて実際に使える金額が50万ウォンを下回る場合は、信用度に関係なく、クレジットカードが作れないようにすると、21日発表しました。
また、クレジットカードの限度額についても、これまではカード会社が自社の基準にもとづいてそれぞれ決めてきた、これまでの方式を変え、カード利用者の信用度に応じてカードの限度額が一律に決まるようにするということです。
これについて金融委員会の関係者は、カードで決済するたびに、代金が口座から直ちに引き落とされるデビットカードの利用を促すとともに、多額の借金を抱えて返済能力のない人が、クレジットカードを使って借金をさらに増やしてしまうことを防ぐためと説明しています。