世界的な造船不況で、韓国の造船業界のことし1月から9月までの受注量は、去年の同じ期間に比べて60%近くも減りましたが、世界トップの座は維持しました。
知識経済部が16日、発表したところによりますと、ことし1月から9月末までの世界の新造船発注量は、去年に比べて48%減少しており、韓国の造船業界の受注量も去年に比べて58.6%少ない520万CGT(標準貨物船換算トン数)にとどまりました。
しかし韓国の受注量は、世界の発注量の36.3%を占め、去年奪還した世界1位を維持しました。
これについて知識経済部は、タンカー、ガス運搬船、海洋プラントなど、資源の開発や運送に必要な高付加価値の船舶とプラントの受注で韓国が優位に立っていると分析しています。