北韓は26日、軍最高司令部の声明を出し、戦略ミサイル部隊と長距離砲兵部隊を含むあらゆる野戦砲兵軍を’第1号戦闘勤務態勢に突入させる’と発表しました。
声明では、最近、アメリカの戦略爆撃機B-25が韓半島上空で飛行訓練を行ったことや、北韓による局地的な武力挑発に対して、まず韓国軍が自衛権の行使として反撃し、次いで在韓アメリカ軍などが支援に当たる作戦計画に韓国とアメリカが署名したことについて触れ、「自主権を守るため、わが軍と人民の断固とした意志を軍事的行動で示す」と警告しています。
さらに声明は、「アメリカによる核の脅威はもはや黙認できない状態になっている。軍の最高司令部は、この瞬間からアメリカ本土やハワイ、グァムなど太平洋地域のアメリカ軍基地、韓国とその周辺の敵を打撃する長距離砲兵部隊など野戦砲兵軍を第1号戦闘勤務態勢に突入させる」としています。
この'第1号戦闘勤務態勢'は、最高レベルの戦闘準備態勢を指すものとみられています。
これについて、韓国の大統領府青瓦台は26日KBSの取材に対して、今のところ北韓軍の動向に変化は見られないとして軍の警戒態勢を格上げする計画のないことを明らかにし、北韓の意図を把握するのに全力を尽くしているとしています。