韓国経済は去年、輸出は増えたものの民間消費が鈍化し、建設投資や設備投資も低迷したことから2%の成長にとどまり、この3年間で最も低くなりました。
韓国銀行が26日発表した速報値によりますと、韓国の2012年の実質GDPの成長率は2%と、一昨年2011年の3.7%のほぼ半分に落ち込んで、2009年以降最も低くなっています。
これについて韓国銀行は、輸出は増えたものの、民間消費が鈍化し建設投資や設備投資も低迷したことから低い成長率になったとしています。
また、GNI=一人当たりの国民総所得も2万2708ドルと、一昨年より257ドル減少しています。
一方、実質購買力を示す実質国民総所得は、貿易条件の改善で2.6%増えています。