就職先を探す若者に人気のある大企業や公的企業、公共機関に実際に就職したのは、大卒者の4人に1人に満たないことがわかりました。
韓国職業能力開発院が25日、発表した報告書によりますと、2010年の大卒者47万3487人のうち大企業に正社員として就職した割合は18.3%、公的企業の正社員は2.1%、公共機関の公務員は3.4%で、合わせて23.8%の人だけが人気のある就職先への希望をかなえていました。
一方、中小企業に就職した人の割合は38.1%、契約社員など非正規社員が2.5%、その他の就職が10.5%でした。また失業状態にある人も25.6%にのぼりました。
大企業や公的企業、公共機関に就職した大卒者の性別では、男性が29.3%、女性が18.5%で、男性が女性より10ポイント以上高くなっていました。
また大学の知名度が高いほど、大企業、公的企業、公共機関への就職率が高いことがわかりました。