韓国最大の電子製品メーカー「三星電子」は、海外からの人材採用に積極的に乗り出していて、役員や従業員の半数以上がすでに外国人となり、韓国の事業所で働く外国人もすでに1000人を超えています。
海外法人を含む三星電子の従業員数は、2011年現在で22万1700人余りとなっていて、このうち外国人はおよそ11万9750人で、全体の半数を超える55パーセントを占めています。
三星電子における海外の人材の割合は、年々増えていて、2006年に38パーセントだったものが、去年は55パーセントにまで達したことになります。
三星電子は2000年以降グローバル経営を加速化し、マーケティングや研究開発分野での外国人の採用を戦略的に増やしていて、ソウル・瑞草(ソチョ)の本社や京畿道の水原(スウォン)、華城(ファソン)などの事業場に配属されている外国人の役員と社員は、すでに1000人を超えているということです。
また、三星電子は、アメリカの有名大学出身の修士や博士だけではなく、
アメリカの大学に在学中の学生をインターンとして受け入れ、その終了後に採用する計画も進めています。