韓国で1年間に販売される携帯電話は2500万台を超えていますが、再活用は低い水準に止まっていることがわかりました。
放送通信委員会と移動通信大手3社のまとめによりますと、2010年に韓国で販売された携帯電話は2585万台、2011年には2673万台でした。
これは韓国の人口の半分を上回る台数で、国民の半数以上が年に1回は携帯電話を買い換えていることになります。
一方、中古の携帯電話を輸出したり、部品から金や銀などの貴重な金属を回収して再利用したりする割合は2010年11%、2011年5.8%で、平均8.7%に止まっています。
再利用されない携帯電話はそのまま廃棄され、環境汚染の原因にもなっていることから、再利用率を高める必要があると指摘する声が出ています。