途上国の貧困対策を支援するため、韓国が9000万ドル出資して世界銀行の協力基金を設立するほか、世界銀行のソウル事務所も開設されることになりました。
IMFと世界銀行の年次総会に出席するため日本を訪れていた韓国の企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官が14日、キム・ヨン世界銀行総裁と会談し、韓国と世界銀行の協力基金設立に関する覚書を締結しました。
それによりますと、韓国政府が来年から3年間に合わせて9000万ドルを出資して、韓国・世界銀行協力基金を設立し、開発途上国の貧困対策のための支援を行うことにしています。
また、来年中には世界銀行のソウル事務所を開設し、開発のための融資や投資保証など、途上国のための支援事業も進めていくことにいています。