中小企業の大卒新入社員の半数近くが1年以内に退職していることが、韓国経営者総協会の調査でわかりました。
韓国経営者総協会がこのほど全国392社の中小企業を対象にアンケート調査したところ、中小企業の大卒新入社員のうち、入社から1年後の時点で在職している社員は52%にとどまり、大企業の新入社員の在職率85.7%を大幅に下回っていることがわかりました。
中小企業の関係者に、新入社員がすぐ退職する理由を聞いたところ、「組織への不適応」が43.1%、「給与・福利厚生に対する不満」が23.4%、「勤務地や環境に対する不満」が14.2%などでした。
一方、大企業関係者に新入社員の退職理由を聞いたところ、「公務員試験や進学の準備」が40.6%、「給与・福利厚生に対する不満」が15.7%でした。