自動車保険に加入してから、まだ1年経っていない人も、事故を起こしていなければ、保険料の割り引きが受けられるようになります。
自動車保険に加入してから1年経っていない人が事故を起こした場合、その後の保険料は割り増しされますが、逆に事故を起こさなかった場合、1年目の保険料は割り引きされないという、いまの制度に不満の声が出ていることから、金融監督院は、制度を見直すことにしたと、1日、発表しました。
見直し案は、自動車保険に加入して6か月以上経ち、それまで事故を起こしていなかった場合は、1年満期の自動車保険料の割り引き分の2分の1を割り引きするというものです。
これによって、短期の自動車保険に加入する人の25%にあたる、およそ89万人が保険料の割り引きを受けられることになります。
金融監督院は、来年1月から制度の見直しを適用するために保険開発院に対して「自動車保険参照料率」の改正を求め、保険会社に対しては、関連する電算システムを整備するよう指示しました。