金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官は27日、日本の玄葉光一郞外相と国連本部で会談し、独島(トクド、日本でいう竹島)問題や元日本軍従軍慰安婦問題などについて意見を交わしたものの、経済や安全保障など各分野で協力を推進し、「安定的で未来志向の関係」構築に努めていくことで一致しました。
会談の詳しい内容は明らかにされていませんが、会談で金星煥長官は、日本の野田佳彦首相が26日に行った国連総会の演説で、国際司法裁判所に一方が提訴した場合に裁判に応じる義務が生じる強制管轄権を受諾するよう各国に呼びかけ、事実上独島問題に触れたことについて、遺憾の意を示したものとみられます。
また、金星煥長官は、「両国が未来志向の協力を進めていくためには、何よりも正しい歴史認識が担保されなければならない」と強調し、日本に対して、元日本軍従軍慰安婦問題に対する国としての措置を求めたもようです。
会談のあと、外交通商部は、韓国と日本の間にある懸案にもかかわらず、協力を強化するのが両国の利益になり、域内の平和と安定に貢献するという認識で一致したことを明らかにしました。
金星煥長官は、28日にはアメリカのクリントン国務長官、日本の玄葉光一郞外相と3か国外相会談を行い、3国共同の懸案について議論する予定です。