中国が2015年までに、韓国済州島の南西150キロにある暗礁「イオ島」をはじめ、尖閣諸島などを無人機で監視、観測を行う体制を整えたとする中国メディアの報道について、韓国政府は、中国がイオ島の管轄権を主張したと判断した場合、中国側に強く抗議する方針です。
この報道について、韓国の政府当局者は25日、KBSの取材に対して、「中国側の立場を確認中だ。中国の監視・観測の意図がイオ島に対する管轄権を主張するものであれば、強く抗議するとともに直ちに中止を要求する」と述べました。
また、李明博(イ・ミョンバク)大統領は、24日、海洋警察の創設記念日の式典で演説し、「最近、北東アジア海域に緊張感が高まっている。政府は最近、独島とイオ島への警備を、より一層強化している」と述べていました。
イオ島は済州島の南西150キロの東シナ海にある暗礁で、1984年に韓国によって存在が確認され、海洋水産部は2003年にイオ島に海底の地形や潮流を観測するための科学基地を完成させています。