韓国の国債に対する信用が高まり、「信用リスク」を取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で14日、日本よりも貸し倒れのリスクが小さくなりました。
金融監督院と金融投資協会のまとめによりますと、このクレジット・デフォルト・スワップ市場で14日、韓国の5年満期国債68.7ベーシスポイントで、日本の69.6ベーシスポイントより低くなり、貸し倒れのリスクが小さくなりました。
クレジット・デフォルト・スワップは国債や社債などを取引する際にそのリスクに応じて加算する金利で、ベーシスポイントと呼ばれる指標が小さいほど貸し倒れのリスクが小さくなります。
これはアメリカの格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズは14日、韓国の信用格付けを1段階引き上げ、先月27日にはムーディーズが、今月6日にはイギリスのフィッチがそれぞれ1段階引き上げたことによるものです。